「壊れない車」を作ることで有名なイギリスの高級自動車メーカー「ロールス・ロイス」。この「ロールス・ロイス」の車が、絶対に「壊れない」と言われ続けている理由を説明しよう。
ある富豪の男が、アメリカ西部の一本道を愛車のロールス・ロイスで走っていた時のことだ。突然、車の調子が悪くなり、とうとう道端で故障して動かなくなってしまった。助けを求めようとしたが、辺りには乾燥地帯が広がっているだけで何もなかったため、困った男は携帯電話でロールス・ロイス社に電話をした。
するとすぐに、新しいロールス・ロイスの車をロープでくくりつけたヘリコプターがやって来て、その新しいロールス・ロイスを男の元に降ろし、それと引き換えに、彼の壊れたロールス・ロイスをヘリコプターにくくりつけると、すぐに飛び立って行った。その結果、男は何の支障もなく目的地に辿り着くことができ、ロールス・ロイス社のサービスの良さに感激した。
それから何日か経ったのだが、ロールス・ロイス社から代金の請求がこなかったため、男は疑問に思って電話をかけてみた。
「先日、車が○○で故障してしまって、代車とすぐに交換してもらったんだが、あの時の修理代はいくらかね?それにしても、すばらしいサービスで感激してしまったよ」
すると、電話先の社員はこう答えた。
「お客様、ロールス・ロイスは故障いたしません!」
もちろん、実際にこのようなサービス(隠ぺい工作?)は行っておらず、技術力の高さゆえに「壊れない車」として有名な「ロールス・ロイス」に対する、一般庶民による「負の期待」から生まれた都市伝説であるといえるでしょう。
いくら「ロールス・ロイス」といっても、壊れる時もあると思いますが、どうなんでしょうか?実車すら見たことがない一般庶民の私には到底分かりません…