東京都心と日本海側の新潟県を結ぶ高速道「関越自動車道」には、ある仕掛けがなされているのだがご存知だろうか?
一般的に、高速道路には居眠りをしてしまうような単調な景色が続く。普通の高速道路にはこれを防ぐため、ゆるやかなカーブが意図的に作られているのだ。しかし、関越自動車道の新潟寄りの一部には、カーブが一切ない直線だけの区間が存在する。ドライバーの居眠運転のリスクを背負いながらも、このような直線区間を設けたのには理由があるという。
米国とソ連の冷戦時代、日本は米国側についており、日夜ソ連の脅威を感じていた。そこで米国政府と話し合った結果、日本政府は当時建設中だった「関越自動車道」に、軍用機専用の臨時滑走路を取り入れることで合意したたのだ。有事の際に、日本海側に米国の軍用機が離着陸できるポイントが必要だったのだ。
確かに関越自動車道には、谷川岳PA~土樽PAにかけて約10kmほどのきれいな直線区間が存在します。しかし、これは「関越トンネル」という日本最長の約11kmの長さを誇るトンネルであるため、滑走路としての利用は不可能だと思われます。他には、特に目立った直線区間は存在しないため、この噂の信憑性は低いでしょう。