国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の最終回をご紹介しよう。
ある日、さくら一家が大掃除をしている最中、タンスの中から数枚の株券を発見する。この株券は今は亡き友蔵が生前から大切に保管していたもので、よく調べてみると株価が激しく高騰してとんでもないことになっていたのだ。すぐにさくら一家はこの株券を売り、貧乏から一転して大金持ちへとなる。その結果、平屋の家は大豪邸となり、二人の娘も大学への進学ができるように。まる子は上京して大学を卒業した後、長年の夢であった漫画家へとなったのだ。
このように、「ちびまる子ちゃん」の最終回はとてもハッピーエンドな内容なのである。
都市伝説の解説
都市伝説にしては珍しくハッピーエンド
長寿アニメの最終回として語られる都市伝説の多くは、「ドラえもん」や「サザエさん」のように不幸な結末が多いですが、今回の「ちびまる子ちゃん」の場合は一転してハッピーエンドな結末となっています。都市伝説の多くが不幸なニュース性を持つことが多い中、とても珍しいパターンですね。あまり裕福ではない生活を送っているまる子ちゃんを哀れんでの結果なのでしょうか?
株券の高騰はバブル景気と一致している
「ちびまる子ちゃん」の時代設定は1974年~1975年頃とされていますので、計算してみるとまる子が高校を卒業するのが1985年頃で・・株券の高騰はちょうどバブル景気とうまく重なるのかもしれません。また、友蔵が株券を保管している様子はアニメでも何回か登場しているようなので、なんとなく信憑性の高い都市伝説に感じますね。
最終回を迎える兆しはナシ
しかし、「ちびまる子ちゃん」は今や「平成のサザエさん」とも呼ばれるほど国民的なキャラクターとなっており、2010年現在でもテレビアニメの平均視聴率は10%前後を安定して保っているようです。「サザエさん」と同様に最終回を迎える兆しが全くありませんね。ズバリ、今回の都市伝説は単なる噂話に過ぎないと言えるでしょう(丸尾くん風)