社会生活に潜む都市伝説

ペコちゃん

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ペコちゃん

お菓子メーカー「不二家」のマスコットキャラクターとして有名な「ペコちゃん」には、ある恐ろしい秘密が隠されているのだが、皆さんはご存じだろうか?

それは日本が戦争をしていた時のこと、ある女の子がお母さんと二人だけで生活をしていた。戦争中ということもあり、親子は食糧難にとても苦しんでいて、女の子は毎日のように「お腹が空いた」とお母さんに言っていた。
ある日、お母さんはそんな娘に栄養を補給させようと、自分の腕を刃物で切り裂いて血を与えた。女の子は最初は躊躇したものの、あまりにお腹が空いていたためそれを舌で一舐めした。そしてその日の夜、お母さんの血の美味しさが忘れられなかった女の子は、空腹のあまりお母さんの寝ているところを殺して食べてしまう。

その後、女の子は死んでしまうのだが、この話を聞いた当時の「不二家」の社長が不憫に思い、美味しいケーキを好きなだけ食べられるようにとの想いで、店頭に女の子をモデルにした人形を設置した。この人形こそが今日の「ペコちゃん」であり、あの象徴ともいえる舌舐めずりをしている顔は、お母さんの血を舐め回している時の様子なのである。

「ミルキーはママの味」というキャッチフレーズは、本当にお母さんの味を知っている「ペコちゃん」だからこそ言えるものなのだ。

都市伝説の解説

ペコちゃんは腹ペコではない

そもそも、「ペコちゃん」の名前の由来は東北弁で「子牛」を表す「ベコ」からきており、決して「腹ペコ」の「ペコ」からではありません。舌舐めずりをしているその表情から、多くの人が「腹ペコ」に由来した名前であると信じていますが、それは誤りです。

キャッチフレーズから連想され広まった

このことからも分かるように、今回の「都市伝説」も明らかに事実ではありません。恐らく、この「都市伝説」が語られるようになった背景としては
・「ペコちゃん」は腹ペコであるという誤った考え
・「ミルキーはママの味」という定番のキャッチフレーズ

という二つの事柄が大きく関係しており、「腹ペコのペコちゃんがお母さんを食べてしまったのでママの味を知っている」という勝手なストーリーが作られ、独り歩きをしてしまったものと考えられます。

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