怖い都市伝説

踏み切り

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踏み切り

ある女性が仕事帰りに歩いて帰宅している時、さしかかった踏み切りの警報器が鳴ったため、女性は電車を待つために立ち止まった。しかしその傍らで、一人の女子中学生が電車が来る前に急いで渡ろうと、無謀にも、遮断機が下りた踏み切り内に立ち入った。遮断機が下りてから電車が来るまでは結構時間もあるため、女子中学生は余裕の表情で歩き出したが、途中で線路の隙間に足が挟まり、身動きがとれなくなってしまった。

女子中学生はかなり焦った様子でもがくものの、脱出することができない。電車の走行音と明かりが近づいているため誰も助けに行くことができず、最期に女子中学生は「死にたくないよぉ!」と泣きながら絶叫し、女性はとっさに目を背けた。

しばらく経ち、女性は恐る恐る目を開けるが、電車は何事も無かったかのように通過し、遮断機が上がるとともに待っていた人々も普段通り踏み切りを渡り出した。線路上には女子中学生が轢かれた形跡も見当たらない。

おかしいと思いながら女性がふと線路わきの方に目をやると、そこにはひっそりと、花と線香が供えられていた。

都市伝説の解説

怖いというよりも切ない

踏み切り事故で亡くなってしまった女子中学生の霊が、霊感の強い女性の前に現れた瞬間ですね。怖いというよりも、なんだか切ない感じがします…

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