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森首相伝説

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森首相伝説

日本の第85代・第86代内閣総理大臣を務めた「森喜朗元首相」には、数多くの伝説が残されている。今回はその中でも、とびっきりのものを紹介しよう。

2000年7月に沖縄で開催された「九州・沖縄サミット」で、アメリカの当時の大統領であったビル・クリントン大統領と会談を控えた森首相は、あることに悩んでいた。実は森首相は英語がとても苦手で、クリントン大統領と英語で挨拶をする自信がなかったのだ。そこで、事前に外務省の秘書官から簡単な英語のレクチャーを受けることになった。

「いいですか、クリントン大統領に会ったらまず『How are you?』(調子はいかがですか?)と言って握手をして下さい。そうすれば、クリントン大統領は『I'm fine. And you?』(上々です。あなたはどうですか?)と答えるでしょうから、『Me too.』(私もです。)と応じてください」

ところが本番、森首相は緊張のあまり間違って「Who are you?」(あなたは誰ですか?)と挨拶してしまう。これにはクリントン大統領も驚いたが、すぐに森首相のジョークだと判断し、機転を利かせて「I'm Hillary's husband!」(私はヒラリーの夫です。)と答えた。

すると、森首相は一言、「Oh, Me too!」

都市伝説の解説

韓国の大統領がモデル

もともと、このジョークを作ったのは台湾の著名な有識者であり、当初のモデルとなったのは韓国の「金泳三大統領」でした。この金大統領も日本の森首相と同様に失言が多く、今回のジョークが逸話として1998年以前から広く知られていたようです。そのため、今回の伝説を「森首相伝説」として称するのは誤りですが、なんとなく信憑性がありそうに思えてしまいます・・

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