ジーンズで有名な日本の会社「EDWIN」、皆さんはこの社名の由来をご存じだろうか?
それは文字通り、江戸(ED)が勝つ(WIN)ということを表している。
戦後間もない日本がまだ貧しかった頃、ジーンズは全て米国から輸入されていた。そんな中、日本で初めてジーンズを生産した会社が今日の「EDWIN」であり、社名には米国に対するライバル心が込められているのだ。
よく雑学として語られるこの話を実際に信じている方も多いのではないでしょうか?実はこの説は間違ったものなのです。
公式ホームページによると、実際の社名はデニム(DENIM)の「D」と「E」を逆転し、残った「NIM」を180度反転して「WIN」にしたものと記載されています。しかし、なぜ社名をそのようにしたのか理由は不明です。そのため、「EDWIN」は「江戸が勝つ」説を否定しているが、それは米国に自社の悪いイメージを与えないようにしているためであり、実際のところは正しい説である、という別の都市伝説まで存在するのです。その他に噂される都市伝説としては、「EDWIN」の前身が「江戸勝商店」であり、ジーンズを生産するようになった時に、洒落っ気を込める意味で「江戸」を「ED」にし、「勝」を「WIN」として今日の「EDWIN」になったというものもあります。こちらも当然誤りです。
いずれにしても、「EDWIN」というその特徴的な社名から様々な都市伝説が囁かれるようになったのではないでしょうか。