もはや国民的アニメともいえる「クレヨンしんちゃん」には、ある悲しい秘話が隠されているというのだがご存知だろうか?
実は、主人公の「しんのすけ」は5才の時にすでに死んでしまっていたのだ。妹の「ひまわり」がトラックにはねられそうになったのを助けようとし、命を落としてしまったのだ。そのおかげで「ひまわり」は助かったのだが、「しんのすけ」の早すぎる死を母親の「みさえ」はとても悲しんだ。そして、「しんのすけ」が愛用していた落書きノートに遺品のクレヨンで物語を描き始めたのだ。物語の内容は、5才の「しんのすけ」がもし生きていたらと仮定して描いたマンガであった。
まさに、そのマンガこそが今日の「クレヨンしんちゃん」の原型であり、全ては「みさえ」の妄想なのである。作中で「しんのすけ」がいつまでも5才であり続けるのは、事故を風化させたくないという「みさえ」の想いからだ。
都市伝説の解説
クレヨンは園児を連想させるワード
もちろん、このような裏設定が存在するはずもなく、この「都市伝説」は単なる噂に過ぎません。また、「クレヨンしんちゃん」の「クレヨン」にも深い意味はなく、単純に園児を連想させる言葉としてつけられているそうです。その証拠に、「しんのすけ」が小学校に進学する話がテレビアニメで放送された際、タイトルが「えんぴつしんちゃん」となっていました。
ホラー系の話が放送されることも
ちなみに、テレビアニメの「クレヨンしんちゃん」では年に数回、ホラー系の話が放送されることがあります。ギャグが中心のアニメであるがゆえに視聴者からのインパクトが強く、反響も大きいようです。当時、まだ幼かった私もトラウマとして記憶に残っています。ご存知の方も多いとは思いますが、ここに詳細を載せておきます。動画サイト等でぜひご覧下さい。
1997年8月8日放送「クレヨンホラー劇場」
・呪いのフランス人形だゾ
・恐怖の幼稚園だゾ
・ユーレイにさそわれちゃったゾ
1999年8月13日放送「怖い話特集」
・父ちゃんの怖い話だゾ
・本当に怖い呪いの人形の話だゾ
・なな子おねいさんとおばけ屋敷だゾ
2000年8月4日放送分
・縮みゆくしんのすけ
・オラとオラの対決だゾ
・知らない誰かがいるゾ