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名探偵コナンの黒幕

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名探偵コナンの黒幕

1994年から漫画の連載が開始され、テレビアニメや映画も高い人気を誇る「名探偵コナン」。黒服の組織によって身体を小さくされた高校生探偵「工藤新一」が、「江戸川コナン」として数々の事件を解決していくという推理漫画である。主人公のコナンが国際的犯罪組織である「黒の組織」に秘められた謎を解き、元の身体を取り戻すために追い続けていくことがストーリーの本筋であるが、実は意外にも、組織の黒幕はコナンの身近に潜んでいたのである。
「黒の組織」には、黒服を着た「ウォッカ」、「ジン」、「ベルモット」と呼ばれる3人の人物が登場する。そして、この3人のコードネームには、それぞれ「酒」や「カクテル」に由来した名前が用いられているのだ。当然、この組織のボスにもお酒の名前がつくことが容易に想像できる。そう考えると、これまでの登場人物の中で、お酒の名前に関連したある人物が浮かんでくる。それは、コナンの身近にいる「阿笠博士」である。「アガサ」という名前は実はコードネームであり、「アガサ・カクテル」というラムベースのカクテルに由来しているのである。これまでの作中においても、「黒服の組織」が絡んだ事件の最中には「阿笠博士」は登場することがなく、事件が終わった頃にきまって登場するらしいのだ。
また、「コナン」の名前は「名探偵シャーロック・ホームズ」を生み出したことで有名な作家「アーサー・コナン・ドイル」に由来しているのだが、彼のライバルに「アガサ・クリスティ」という女性作家が存在していた。両者とも世界的に有名なイギリスの推理小説家であり、それぞれの作品の売り上げは対抗していたという。このことからも、「コナンVSアガサ」という裏設定を読み取ることができるのだ。

都市伝説の解説

黒の組織との対決こそ名探偵コナンの本筋

「名探偵コナン」は毎回、コナンが出向く先で殺人事件が発生し、眠らせた毛利小五郎を使って事件を解決するという一連の流れがテンプレート化されており、「黒の組織」関連のことについては忘れてしまいがちです。しかし、よくよく考えれば「黒の組織」に秘められた巨悪の謎を暴き、コナンが元の身体を取り戻すことがメインテーマなのです。となると、今回の都市伝説はまさに「名探偵コナン」の作品の本筋を揺るがしかねない、とても重要な内容であるといえます。

黒幕の正体は既に作中に登場している?

「名探偵コナン」の作者である青山剛昌先生が、とある席で「その黒幕の正体は、もう既に作中に登場している意外な人物なんですよ。」とコメントを残したという噂が存在します。噂の真相については不明ですが、仮にそれが本当だとするのであれば、今回の都市伝説は大いに信憑性が高いといえるのではないでしょうか。しかし、「名探偵コナン」は未だに連載が続いている漫画です。都市伝説が有名になりすぎたために、青山剛昌先生が設定を変更する可能性も考えられます。今後の「黒の組織」との対決に期待しましょう。

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