社会生活に潜む都市伝説

ディズニーランドの特殊電波

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ディズニーランドの特殊電波

「夢と魔法の王国」として知られるディズニーランド。このテーマパークでは「夢の国」のイメージを損なわないように、我々の知らないところで様々な工夫がなされているという。
皆さんは、園内で「カラス」を目撃したことがあるだろうか?おそらく、そのような人は皆無であろう。それもそのはず、ディズニーランドでは「カラス」を園内に寄せ付けないように、園内の至るところに設置された特別な機械から「カラス」の嫌がる高周波数の音を発しているのだ。この「特殊電波」により、「カラス」をディズニーランドから遠ざけ、「夢の国」の体裁を保っているのである。
ちなみに、この高周波数の音は通常、人間の耳には聞こえないのだが、聴覚が敏感な小さな子供にだけは微かに聞こえるのだという。ディズニーランドで小さな子どもが異常にはしゃいでいる姿をよく見かけるが、これは特殊電波による副作用なのだ。

都市伝説の解説

食べ物が売られてる園内はカラスが集まりやすい?

カラスだけではなく、蚊などの害虫も寄せ付けないといったように、この都市伝説には様々なバリエーションがあるようです。確かに、スズメやハトなどの他の鳥類は目にすることがあっても、カラスはほとんど見かけないような気がします。街中では路上に出された生ゴミをカラスが食い散らかすように、人間の出した食べ物のゴミがあるところにカラスは寄ってきます。そう考えると、ポップコーンや様々な食べ物が園内で売られているディズニーランドにカラスが群がってきても不思議ではありません。ということは、今回の都市伝説は真実なのでしょうか?

キャストのこまめな清掃でカラスを撃退

どうやら、それは違うようです。皆さんは園内で清掃しているキャストを見かけたことがあるでしょうか。彼らが園内の隅々をきれいにし、食べ物などのゴミ(星くず)をこまめに片付けてくれるので、カラスが寄ってこないのだそうです。「夢の国」を守ってくれているのは特殊電波を発する機械などではなく、実はキャストさんの努力によるものなのです。

【PC】記事下ダブルレクタングル

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