人体・医学の都市伝説

耳から白い糸

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耳から白い糸

ある少女が高校に入学する記念に、耳にピアスを付けることを決めた。費用が安上がりということで病院などには行かず、自分で耳に穴をあけたら簡単に付けることができた。

それから数日後、少女は耳にムズムズとしたかゆい違和感を覚えた。きっと、この前ピアスの穴をあけたところが炎症を起こしているのだろうと、あまり深くは考えずに鏡を見た。すると、耳にあけたピアスの穴から何やら白い糸が出ているではないか。この白い糸が違和感の原因に違いないと思った彼女は、力いっぱいに手で引きちぎった。

ブチっ!!

「あれ、停電でも起こったのかな?」

いきなり彼女の目の前が真っ暗になった。

実は、彼女の引きちぎった白い糸は視神経で、それ以来彼女は二度と光を感じることができなくなってしまったのだ。

この都市伝説は80年代に流行ったもので、ちょうど日本でも若い人たちがピアスを付け始めた頃です。この頃はまだピアスを付けることに対し、親からもらった大事な体に傷をつけるなんて…という否定的な意見も多く、そうした否定感情や不安な気持ちからこの噂が生まれたのでしょう。
もちろん耳は大切な器官ですが、ピアスの穴をあけるところは耳郭と呼ばれる部分で、周囲の音をかき集めて耳の穴に取り入れることが主なはたらきのため、視神経のようなものは通っていません。

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